インプラントを埋入時には可能な限り無菌的な環境で行われるように徹底した管理を行っております。インプラントシステムはの京セラメインプラントを採用しています。

CT撮影を行い、お口の状況をマテリアライズジャパン社のSimplant分析システムやフランスTrophy社のTrophoyWindows分析ソフトにて診査した上で診断、カウンセリング、オペを施行し、必要な場合は安全におこなわれるように当医院でのカスタマイズサージガイドもしくはSimplantサージガイドを使用しています。

 
インプラントの進化

インプラントの主な材料はチタンなのですが、チタンの純度や表面の状態を骨と接着(オッセオインテグレーション)しやすいように様々なアプローチが行われ、診断や手術法もCT撮影が可能になったことにより骨や神経の立体的な解析も行われ、より安全になり必要最低限の侵襲も可能になり、負担も軽いものになってきています。
 
歯が無くなると、それを補うためにインプラントを入れるということも、ありますが、実際沢山の歯を失うとかみ合わせが大きく変化しさらに残った歯にも負担がかかりさらに歯を失っていくという負のスパイラルになり最終的に大きな入れ歯や総義歯になっていくというパターンをとってしまうこともよくあるのです。インプラントは成功すれば健康な歯と同等の力を発揮します。ですから残った歯にかかる負担も軽減されるため、歯の寿命も伸び、噛み合わせにも良い結果をもたらす可能性が高まります。
 
患者さんにとっても、骨を削って人工の歯を埋め込むなんていう話を聞くと恐怖感を感じる方も多いのですが、実際受けた患者さんとお話すると意外とたいしたことがないということを話される場合が多いのです。
実際しっかり麻酔が効いていれば術中に痛いこともないですし、術後も痛み止めを少し飲む程度でほとんど押さえる事ができる程度のものです。
 

 すべての場所に可能?

たしかに、インプラントが上手く機能するとすばらしいものがあるのですが、すべての歯の無いところに入れることが可能かといえばそんなことはなく、骨があまり無い場所や神経が近い場所、力がかかりすぎる場所には入れることはできません。多少では骨を作るという治療でなんとかなる場合もありますが、無理な場合も結構あります。
当医院では骨を作るための大きな手術は行っていませんのでインプラントを骨を造成しながら埋入する手術は弘前大学歯科口腔外科やインプラント専門医をご紹介しています。

インプラント治療のリスク要因

 
強度の歯ぎしり、噛みしめがある方、歯に強いすり減りがある方。ヘビースモーカー、糖尿病がコントロールが出来ていない方、HbA1c 6.5以上等(あくまでも目安です)、骨粗鬆症(軽度なら問題ないですが、長期に骨粗鬆症薬(ビスフォフフォネート製剤)を摂取されている方は禁忌)、メインテナンスにお出でにならない方。

一般的にインプラント治療では以上の方のリスクは高いと言われています。

 

インプラント治療後のメインテナンス

インプラント治療の成功の秘訣は歯と歯肉に常在する有害な細菌を可能な限り減らすことです。プラークコントロールは大事ですが、歯磨きだけでこれを行うことは不可能です。定期的にプラークコントロールのチェックやクリーニングを行うことが絶対必要です。当医院では歯科衛生士を中心とした定期的リコールシステムを行い、インプラントに限らず健康なお口の維持に努めております。
 

インプラントはしっかりした治療計画のもとに行われている限りはリスクの高いものではありませんが、唇の感覚を司る下歯槽神経が近い場合、これを損傷した場合、下唇周辺の麻痺感が出たり骨を穿孔して大きな動脈の損傷による出血などのリスクがあります。また上の顎の場合で頬にある上顎洞という空洞に穿孔する可能性もあります。インプラントの埋入は外科処置である以上麻酔、抜歯や歯周病における外科処置と同じようにある程度のリスクがあります。当医院では多くのケースでCT撮影を行い、3次元的に分析し確実な分析、診断、治療計画を立てリスクを可能な限り避ける努力を行っています。
オペに伴う感染予防に最大限の注意を払っています。ですから、オペなどに至るまでには多少の時間と
じっくりとカウンセリングをすることになりますし、リスクの高い症例の場合、弘前大学付属病院歯科口腔外科、インプラント専門医をご紹介いたしております。あらかじめご了承下さい。

インプラントはしっかりした設計の元に行われる限り、成功率は高く90%以上の成功率が得られています。しかし、成功率が100%ではありませんので、残念ながら成功に至らないケースもあります。不成功のおもなものとしてはチタンインプラントと骨が接着(オッセオインテグレーション)がうまくいかずに動揺をきたすケースや腫れ、排膿、骨の吸収などの歯周病症状(インプラント周囲炎)を引き起こし最終的にはインプラントの除去せぜるを得ないケースもあります。当医院としては不成功に終わった場合の再治療、対応策に対する保証制度などをご準備し、患者さんのご不満や不安を可能な限り取り除くようにしています。また慢性疾患、たとえば糖尿病など治癒を阻害する要因がある場合、喫煙習慣などがある場合も成功率が下がる可能性があります。

日本口腔インプラント学会、青森インプラント研究会、日本ヘルスケア研究会、弘前矯正研究会
東北矯正歯科学会、日本口腔インプラント学会認定
平成20年度(2008年度)青森インプラント研究会100時間セミナー受講

先日、豊橋の歯科医院でインプラントの使い回しという歯科界にとって非常に残念な事件が起こりました。これはあってはならないことであり、同じ歯科医師としまして残念で、怒りさえ感じております。ただ言えることは多くの臨床に携わる歯科医師はこのような犯罪のような事例を行うことはあり得ないということをおわかりいただきたいのです。当然ながら当院ではインプラントを使い回しすることは絶対あり得ないということを明言いたします。